年下の王様
やっぱり泊まりに行った時に味わっときゃよかった…。



泊まりに行けるのは来週だし…。



我慢できねぇ~…。



だって毎日見せ付けられてるし。



「どこ触ってんの陽太~」

「なんでチカちゃんはこんなにカワイイの?」

「陽太だってカッコイイよ。大好き」

「俺も好きぃ~!!泊まりにおいで?」

「ど~しよっかなぁ~」



陽太と友達やめたい。



お前は一生そうやってデレデレしてやがれ。



「宮先輩!!ちょっと…」

「俺!?」

「少しいいですか?」



陽菜が固いから浮気したって知らねぇぞ。



告って来た1年の小さい女。



食っちゃおっかなぁ~。



「悪い、俺…女いるから…」

「そうですか…」

「でもっ…いや…やっぱり…ごめん」



陽菜としか考えらんねぇ~…。



バカになったのか、俺。



次に会いに行ったら容赦なく食うからな!!



やっぱりこれって確実に陽菜病?



あ゙ぁぁぁ~!!



モヤモヤするっ!!



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