年下の王様
もう誰かにバレてあんな思いすんのはごめんだから。
その日は久しぶりに遊吾と寝た。
そしてやっと金曜日。
陽菜が忙しいとかで電話も微妙にしなかった。
学校が終わってから一応着替えて向かった陽菜のアパート。
短髪黒髪の男がアパートの階段に座ってた。
いかにも悪そうなヤツで…。
制服じゃなくてよかった…。
もし俺が制服で来て陽菜との関係がどこかからバレたりしたらと思うと怖い。
当たり前のように部屋のカギを開けた時…。
「おい、ニイチャン」
短髪が俺に話しかけてる…。
関わりたくねぇんだけど。
「なんスか?」
「お前陽菜の知り合い?」
「は?」
「陽菜ん家だよな?ここ」
「そうですけど」
「まさか今カレ?大学生か」
「なんなんスか」
「俺、元カレ」
はぁ!?
なんで元カレがいんの!?
ってか…元カレ…イケメンだな…。
「なんか用スかね?」
「英希が会いに来たって伝えて」
余裕たっぷりの男…。
その日は久しぶりに遊吾と寝た。
そしてやっと金曜日。
陽菜が忙しいとかで電話も微妙にしなかった。
学校が終わってから一応着替えて向かった陽菜のアパート。
短髪黒髪の男がアパートの階段に座ってた。
いかにも悪そうなヤツで…。
制服じゃなくてよかった…。
もし俺が制服で来て陽菜との関係がどこかからバレたりしたらと思うと怖い。
当たり前のように部屋のカギを開けた時…。
「おい、ニイチャン」
短髪が俺に話しかけてる…。
関わりたくねぇんだけど。
「なんスか?」
「お前陽菜の知り合い?」
「は?」
「陽菜ん家だよな?ここ」
「そうですけど」
「まさか今カレ?大学生か」
「なんなんスか」
「俺、元カレ」
はぁ!?
なんで元カレがいんの!?
ってか…元カレ…イケメンだな…。
「なんか用スかね?」
「英希が会いに来たって伝えて」
余裕たっぷりの男…。