年下の王様
風呂を出てから陽菜を確保。



うるせぇから黙ってりゃあいい。



「付き合ってなきゃシない~!!」

「ピーピーピーピーうっせぇぞ!!」

「だってぇ~…」

「わかった。陽菜、俺と付き合え」

「ヤダ!!もっとロマンティックな感じにお・ね・が・い」

「あ゙ぁぁぁ!?マジ…で…付き合って…ください」

「俺は死んでも陽菜が好きだ~!!って言って?」

「お前が死ね!!」

「ちょっ…あっ…斗和ぁ~…」



うん、喋らせなきゃいいだけだ。



クタ~ッとなった陽菜も好きだし。



でも今日は虚ろにもならず爆睡…。



裸で寝んなよなぁ~…。



カゼひいたらどうすんだよ…。



動かない陽菜に服を着せるのは至難の技で…。



仕方なく俺のパーカーを着せた。



デカッ…。



30センチは違うよな、陽菜と俺…。



カワイイ寝顔…。



近づくと陽菜の匂い…。



あぁ~…。



スッゲー幸せカモ…。



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