年下の王様
そりゃあ目覚めも幸せ…?



ガシャ~ンって音が目覚まし代わり…。



「なんでお前はそうなんだよ…」

「わ、割っちゃった!!」

「うるせぇな朝から!!俺が片すからお前は離れてろ!!」

「自分で割ったんだからあたしやるよ!!」

「お前が片付けたらケガする…」



4月から知ってるこの食器棚の中の皿がなくなってってる…。



どんだけ割ってんだよ…。



「デートすっか」

「へっ!?」

「皿、買いに行くか」

「だ、ダメだよ~…。一緒に外はちょっと…」

「バレなきゃ問題ねぇよ。私服の陽菜は教師に見えねぇしな」



着替えた俺と陽菜。



今日の陽菜はフワッとした花柄ワンピースにコート…。



ブーツ履いたら少しは身長が高くなった。



超…カワイイから~…。



「陽菜のメガネ借りるからな」

「斗和ってなんでも似合っちゃう…メガネ萌え…」

「行くか!!」

「バレそうになったら即離れるっ!!」

「よし、出るぞ」



いざ出陣~!!



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