年下の王様
結局帰り道が一緒だから3人で帰宅。



とか思った俺がバカ…。



「なんで着いてくんだよユリカ…」

「斗和ん家行ってみたかったんだもん!!」

「俺は相手しねぇからな…」



久しぶりに4人…。



ユリカウザい…。



家に着いたらまだ熱があるのに元気な遊吾が出迎えた。



「斗和の弟!?天使みたい…」

「こんにちは!!ユーゴです!!」

「「カワイイ~!!」」



一瞬でユリカとチカちゃんのハートを奪った遊吾…。



将来が心配になる…。



遊びたい気持ちはわかるけど遊吾は病人だから寝てなさい。



「兄ちゃんの部屋行くぅ~…。ユーゴ元気だからぁ~!!」



泣きだしちゃった…。



具合悪いから余計機嫌悪いんだろ…。



「あら?お友達?」

「俺の彼女~!!」

「お顔小さい…。カワイイ…。ゆっくりしてってね~!!遊吾は少しお昼寝しようね?」



大泣き、大暴れの遊吾を母ちゃんが連れてった。



珍しく手がつけられないようです…。



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