年下の王様
要するにユリカとはなんの間違いも起こらないってこと。



夕方に帰って行きました。



では俺は陽菜ん家に行きます。



私服に着替えて制服を持って陽菜ん家に向かった。



途中で食材調達。



鍋でもしよう。



『待ってる』



そうメールを入れて部屋で待機。



待てども待てども帰らない陽菜…。



鍋はひとりじゃ食えねぇだろ…。



準備したのに…。



腹ペコのままもう深夜。



なにしてんだよあのバカチビ!!



まさかなにか…あったとか…。



最近イジメられてるから…。



かなり心配しながら夜中の1時…。



「なんでいるのぉ~?」



ヘラヘラしながら帰ってきたボケ陽菜にイラッ…。



なにも食わずにこんな時間まで起きて待ってたんだけど!!



「メールしたぞ…」

「昨日充電しないまま寝ちゃったらお昼に切れちゃた!!ごめんね?」



俺、腹ぺこ。



しかも鍋。



もういい、帰る。


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