年下の王様
残り1年、何事もなく平和に暮らすはずだった。
なのに…頑張ろうって思った途端にコレ?
「斗和には黙ってた方がいいと思う。バレたって聞いたらアイツ暴走しそうだ」
「あたしはどうしたらいいんだろう…」
「俺のことはどうとでもなるから気にしなくていい。陽菜ちゃん、バカはやるなよ?」
そう言われたけどどうしたらいいかわかんないんだよ…。
理事長も確かな答えはくれなかった。
いちばん恐れてたことが起こってる…。
職員室に戻っても亘先生は隣…。
なんて言おう…。
「俺、北川先生狙いっスから」
「どんな意味?」
「略奪しようと思って。楽しくなりそう」
「残念だけど人違いだから」
「そうスか。あんなカッコイイヤツ、滅多にいないっスけどね?気をつけてくださいね~」
やっぱり確信してる…。
隣のマンションからはうちの玄関がバッチリ見える…。
コンビニに斗和と一緒には行ったことはなかったはずだけど…。
なのに…頑張ろうって思った途端にコレ?
「斗和には黙ってた方がいいと思う。バレたって聞いたらアイツ暴走しそうだ」
「あたしはどうしたらいいんだろう…」
「俺のことはどうとでもなるから気にしなくていい。陽菜ちゃん、バカはやるなよ?」
そう言われたけどどうしたらいいかわかんないんだよ…。
理事長も確かな答えはくれなかった。
いちばん恐れてたことが起こってる…。
職員室に戻っても亘先生は隣…。
なんて言おう…。
「俺、北川先生狙いっスから」
「どんな意味?」
「略奪しようと思って。楽しくなりそう」
「残念だけど人違いだから」
「そうスか。あんなカッコイイヤツ、滅多にいないっスけどね?気をつけてくださいね~」
やっぱり確信してる…。
隣のマンションからはうちの玄関がバッチリ見える…。
コンビニに斗和と一緒には行ったことはなかったはずだけど…。