年下の王様
ササッと体を洗って風呂から出て、即効部屋に行ったのに…。



ゲストルームとして空き部屋になってる部屋にはベッドと陽菜の荷物…。



ついでに健斗の荷物もあって…。



そのベッドでクークー寝てる陽菜…。



寝てやがる…。



まぁ時差とかあるから…仕方ねぇし…。



べつに今日じゃなくてもいいし…。



「陽菜ちゃ~ん?朝だよ?起きてごらん?」

「…………」



幸せそうな顔しやがって…。



隣に寝るだけで許してやる…。



陽菜を壁側に追いやってベッドに入った。



狭いから陽菜に密着…。



キスすらしてねぇぞ…。



結局勉強もしなかったな…。



だけど明日は寝かせねぇからな。



「んんっ…」



陽菜だ…。



陽菜がいる…。



変わらない小さな体をギュッと抱きしめて眠った。



明日はゆっくりすればいい。



俺は塾もあるし学校もあるけど…。



帰って来たらいっぱい話そうな?



おやすみ、陽菜…。



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