年下の王様
その日はマジでなにもなかった。
ユリカがベッドで寝るから俺はソファーで寝て…。
明け方にお互い家に帰り、少し寝てから学校の準備。
ユリカ、休みそうだな…。
「朝帰り~」
「俺にもいろいろ事情があんのよ。それより母ちゃん、朝メシ」
「はいはい。でも気をつけてよ?お父さん、理事長なんだから」
「わかってるって…」
自分達なんか教師と生徒だったくせに…。
でもそれって今の俺と同じ!?
血は争えねぇな…。
「母ちゃんと父ちゃんって大変だった?」
「うん。何回別れたか…。斗和は人に言える付き合いをしてほしいな」
「俺、先生が好きなんだよねって言ったら?」
「反対する。斗和には幸せになってもらいたいから。絶対反対」
言うと思った…。
陽菜にマジになったらヤバいな…。
でもカワイイから手放したくない…。
今は。
『今は』だけど。
さぁて、今日はどんな顔してんのか見物だなぁ~!!
ユリカがベッドで寝るから俺はソファーで寝て…。
明け方にお互い家に帰り、少し寝てから学校の準備。
ユリカ、休みそうだな…。
「朝帰り~」
「俺にもいろいろ事情があんのよ。それより母ちゃん、朝メシ」
「はいはい。でも気をつけてよ?お父さん、理事長なんだから」
「わかってるって…」
自分達なんか教師と生徒だったくせに…。
でもそれって今の俺と同じ!?
血は争えねぇな…。
「母ちゃんと父ちゃんって大変だった?」
「うん。何回別れたか…。斗和は人に言える付き合いをしてほしいな」
「俺、先生が好きなんだよねって言ったら?」
「反対する。斗和には幸せになってもらいたいから。絶対反対」
言うと思った…。
陽菜にマジになったらヤバいな…。
でもカワイイから手放したくない…。
今は。
『今は』だけど。
さぁて、今日はどんな顔してんのか見物だなぁ~!!