年下の王様
その噂は少しずつ広まってしまったみたいで…。
教頭先生の耳に入り、ただ今、理事長室に呼び出されてます。
「説明していただきたいんですが?」
「えーっと…」
「いつから付き合ってるのかと聞いてるんですが!?」
斗和と口裏を合わせたんだけど、いざ嘘をつけと言われると口が重い。
そんなあたしの心情を悟ってくれた理事長が言葉を発した。
「最近だよ。ちなみに俺が引き合わせたみたいな?」
「理事長が!?あなたという人は…」
「別によくね?卒業してんだし。しかもうちの愛息子、文句ナシに大学行ってくれたじゃん」
「それはアレですか。自分達も教師と生徒でハッピーエンドだからですか」
「人聞きわりぃなぁ、教頭さんよぉ。俺達は政略結婚だって言ってんだろうが。お前ウゼー。あぁ、クビにしてぇ~」
「あなたがチャランポランな理事長だからこんな事態になるんですよ!!」
このふたりって仲良しなの…?
まるで斗和と健斗君のようです…。
教頭先生の耳に入り、ただ今、理事長室に呼び出されてます。
「説明していただきたいんですが?」
「えーっと…」
「いつから付き合ってるのかと聞いてるんですが!?」
斗和と口裏を合わせたんだけど、いざ嘘をつけと言われると口が重い。
そんなあたしの心情を悟ってくれた理事長が言葉を発した。
「最近だよ。ちなみに俺が引き合わせたみたいな?」
「理事長が!?あなたという人は…」
「別によくね?卒業してんだし。しかもうちの愛息子、文句ナシに大学行ってくれたじゃん」
「それはアレですか。自分達も教師と生徒でハッピーエンドだからですか」
「人聞きわりぃなぁ、教頭さんよぉ。俺達は政略結婚だって言ってんだろうが。お前ウゼー。あぁ、クビにしてぇ~」
「あなたがチャランポランな理事長だからこんな事態になるんですよ!!」
このふたりって仲良しなの…?
まるで斗和と健斗君のようです…。