年下の王様
同棲までしてて浮気なんかしねぇだろ…。
「最近帰りも遅いんです…。昨日、女の人の香水のニオイがしてっ…」
「ちょっ!?泣くなよ…」
「今まで恋愛なんてしてこなかったからどうしたらいいかわからないんです…」
キレイな顔がポロポロと涙を流してる…。
誰にも言えねぇから余計辛いんだよな…。
なんか…可哀相だな、コイツ。
「ちゃんと本人に聞いたんだろ?」
「聞いてないです…。そっちに行っちゃうんじゃないかと思うと怖くて聞けないっ…」
「うやむやにすんのはよくねぇぞ?」
「だから家出したんです!!もう辛くて…」
なんで俺は相談聞いてんだ?
しかも亘なんかクソ食らえだし…。
「とにかく話せ。ちゃんとしねぇとキツイ関係なんだから。誰にも言えねぇから尚更自分達で解決すんだよ」
「自分達で解決…」
「相手のこと信用しなきゃやってらんねぇぞ。これから先もぜってぇキツイ」
「信用…できません…」
「だったらやめちまえ。お前らの仲はそんなもんだと思え」
「イヤですっ!!」
まだ頑張れんじゃん。
「最近帰りも遅いんです…。昨日、女の人の香水のニオイがしてっ…」
「ちょっ!?泣くなよ…」
「今まで恋愛なんてしてこなかったからどうしたらいいかわからないんです…」
キレイな顔がポロポロと涙を流してる…。
誰にも言えねぇから余計辛いんだよな…。
なんか…可哀相だな、コイツ。
「ちゃんと本人に聞いたんだろ?」
「聞いてないです…。そっちに行っちゃうんじゃないかと思うと怖くて聞けないっ…」
「うやむやにすんのはよくねぇぞ?」
「だから家出したんです!!もう辛くて…」
なんで俺は相談聞いてんだ?
しかも亘なんかクソ食らえだし…。
「とにかく話せ。ちゃんとしねぇとキツイ関係なんだから。誰にも言えねぇから尚更自分達で解決すんだよ」
「自分達で解決…」
「相手のこと信用しなきゃやってらんねぇぞ。これから先もぜってぇキツイ」
「信用…できません…」
「だったらやめちまえ。お前らの仲はそんなもんだと思え」
「イヤですっ!!」
まだ頑張れんじゃん。