年下の王様
大学の後は店。



貧乏学生にはなりたくねぇからな。



しかも忙しいセールの時期に陽太が風邪でダウン…。



「斗和、噂で聞いたんだけど陽菜ちゃんと付き合ってんの？」

「陽太って口かてぇんだな。２年前から付き合ってる」

「禁断じゃん!!ってかあたし達には言ってもよかったじゃん…」

「どっから漏れっかわかんねぇから言えなかった」

「友達だと思ってたのにぃ～」

「チカちゃんってイイ女だよな。攻めねぇし。友達とか言ってくれるし」

「陽太の親友じゃん。むしろ兄弟みたいなもんじゃん？だからあたしも斗和と友達!!」



チカちゃんの友情を感じた…。



短大に行きながらバイトしてくれてるチカちゃんにも感謝してる。



陽太との交換日記はまだ健在のようですが…。



「泊まりに行こうかな。看病してあげたいし!!」

「陽太の好きなもの買ってってやるか」

「黙ってたんだから斗和のおごりね？」

「はいはい」



金がなくなる～…。



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表紙・目次

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