年下の王様
女のイロイロ 男もイロイロ
【陽菜】
あれ、あたしって今何歳だっけ…。
斗和が22歳になって、あたしが…27歳?
えっ、もう少しで三十路?
「だから結婚すっかって聞いてんだけど?」
「えっ!?あっ、うん…」
「お前忘れてたとかいうオチじゃねぇよな?」
「覚えてたよ!?5年前の約束!!」
「今なんで過去形になったわけ?」
「いや…言葉の使い方間違えただけです…」
サラッと結婚の話しをされた。
普通にデートしてて、カフェで午後のティータイム中の出来事でした。
今までそんな話ししてなかったからビックリ…。
確かにアメリカに行く前に約束はしてた。
覚えてたのは2年くらいで、そこからなんの話しもなく、今日に至る。
ん~、なんかサラッとしすぎてて…ちょっと悲しいかも…。
ついこの前大学を出た斗和の就職先はもちろん理事長の学校。
あたしは残念ながら今は違う高校で教師をやってます。
ちょっと冒険してみたかったから理事長にお願いして紹介してもらった私立高校に行ってます。
あれ、あたしって今何歳だっけ…。
斗和が22歳になって、あたしが…27歳?
えっ、もう少しで三十路?
「だから結婚すっかって聞いてんだけど?」
「えっ!?あっ、うん…」
「お前忘れてたとかいうオチじゃねぇよな?」
「覚えてたよ!?5年前の約束!!」
「今なんで過去形になったわけ?」
「いや…言葉の使い方間違えただけです…」
サラッと結婚の話しをされた。
普通にデートしてて、カフェで午後のティータイム中の出来事でした。
今までそんな話ししてなかったからビックリ…。
確かにアメリカに行く前に約束はしてた。
覚えてたのは2年くらいで、そこからなんの話しもなく、今日に至る。
ん~、なんかサラッとしすぎてて…ちょっと悲しいかも…。
ついこの前大学を出た斗和の就職先はもちろん理事長の学校。
あたしは残念ながら今は違う高校で教師をやってます。
ちょっと冒険してみたかったから理事長にお願いして紹介してもらった私立高校に行ってます。