年下の王様
だけど斗和的に本気だったらしくて…。



抱きしめられた腕から逃げられない…。



「ダメだってば!!」

「俺もダメだ」

「酔ってんじゃん!!そういうのを勢いって言うんだよ!?」

「ガキから勢い取ったら無気力だろ」

「今は無気力でもいいと思うなぁ…」

「わかった。陽菜なんかいなくなればいい。クソヤロー。浮気したって文句言うんじゃねぇぞ。なにが乙女だボケ子」



超文句言った後、パタッと寝ました…。



寝てくれてよかった…。



なんか精神的に疲れたからあたしも寝よう…。



お酒臭い斗和の隣に横になって数分、いつの間にか眠りの中。



真夜中に暑くて目が覚めて、窓を開けてまた寝たり…。



寝ながら疲れた気がする…。



朝に起きても斗和は起きる気配がなくて…。



急にムクッと起き上がった斗和…。



「死ぬほどあちぃ…」



そう言って着てたTシャツを脱ぎ捨てた。



だからその体がエロいんだってば…。



直視できない…。



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