夢の彼方
「兄弟!?」


びっくり。


だって―――


「あまり似ていないだろう?わたしは42、レジーはまだ26歳。16歳も年が離れているし、母親が違うからね。見た目も性格もまるで違うが―――不思議と気が合うんだよ」


「へえ・・・・・」


そういえば、まるきり雰囲気だって違うのに、2人でいることが自然な気がするのが不思議な感じだった・・・・・。


それから。


なぜかこの2人といると、わたし自身不思議な安心感を覚えていた。


理由はわからないけれど―――
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