バカみたいに好きだった

あたしは胸まで伸びた髪をとかし、新しい制服に袖を通した。


「うゎっぶかぶか!」

似合うかどうかはわからないけど制服を着るととてもワクワクしてきた。

「はやくご飯食べなさいっ、遅刻してもママのせいにしないでよね!」


「はいはい」


あたしは適当に返事をしてこれからある三年間の生活を想像した。

いっぱい友達作って、かっこいい人と付き合って〜


「うひゃっ楽しみ☆」


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