禁断の恋
「遊君・・・」
「亜美ちゃん・・・服が・・・」
遊君は
わたしを抱き締めた。
「遊・・・君っ」
「遊、亜美を頼む」
「司??」
優輝を見たとき、
優輝の手には
刃物・・・
「包丁??」
キッチンから持ってきたんだろう。
「君たちは・・・ほんとに分かんないんだねぇ・・・消してあげよう」
「司っ危ないよ!!!!」
「亜美、俺がこんなことでくたばると思ってんのか??」
「え?」
「亜美を守るのは俺だ。」
一瞬笑顔を見せて
「来いよ、ほら」
優輝と挑発した。
「危ない・・・」
司が・・・
危ない!!
「司を信じよう。ね??」
遊君がわたしの頭を撫でた。
「でもっ・・・警察・・・呼ばなきゃっ」