禁断の恋
これからどうゆう顔をして
逢えばいい??
関係が崩れるのか??
それだけは・・・避けたい。
どうしたら、時が戻る??
「今更謝れねぇ・・・」
部屋にこもり、窓を開ければ
綺麗な月が俺を照らした。
明るい月が・・・
希望を示すように。
儚く切なく。
コンコン
誰だよ・・・
「司??」
「っ―――・・・姉貴っっ・・・」
なんで来た??
あんなことしたのに・・・
なんでっっ・・・
「おやすみ・・・」
たったその一言だけを
言いに来たのか??
なぁ・・・どこまでもずりぃよ・・・
「明日オシャレするからねっ・・・早く起こしに来て・・・」
「・・・」
返事なんて出来ない。
声すら出ない。
手の届くところに姉貴がいるのに・・・
「司も早く寝なよ・・・おやすみ」