禁断の恋

「司は・・・天道司は!!!!!どこだ!!!!」

『え・・・えっと・・・305号室です』


305号室・・・

生きてろ・・・

生きてろよ、司っ


「ハァハァ・・・」


エレベーターを待つが


「こねぇっ・・・」


階段で行くしか・・・


「くそ!!」


階段を駆け上がって

病室へ飛び込む。


「司!!!!!!」

「遊君っ」

「ハァッ・・・司は・・・無事か??」

「うん、さっき精神安定剤飲んで、睡眠薬打たれて寝ちゃった」


精神安定剤??

俺のあの言葉で・・・

精神ぶち壊れたのか??

責任が・・・

圧し掛かったのか??


「急にどうしちゃったんだろう・・・司ずっとずっと溜め込んでたのかなぁ・・・」


亜美は涙を流し、

司の頬に触れる。


「わたしがプレッシャーかけてたのかなぁ??」

「亜美・・・ちゃん」

「ごめんっ・・・ごめんね。司・・・」


綺麗な涙を流して

司に謝り続ける亜美。











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