禁断の恋

「ちょっと、許可もらうだけのために看護婦さん呼ぶもんじゃ・・・」

「いいのいいの、看護婦さん、すぐ来てくれるんだ~」


そう言うと



コンコン



ノック音が聞こえた。



『どうかなさいましたか??』


若い女の人の看護婦さんが入ってきた。

まさか・・・


「大丈夫、もう俺そーゆうやつじゃないからね」


心が読めたのだろうか。

疑問がアッサリと取り消されてしまった。


「ね、外出許可欲しいんだけど、」

『いつですかぁ??』


ちょ・・・

若い看護婦さん・・・

喋り方が・・・


「イブの日。2日。」

「・・・へ?」


2日?!

2日も取ってどうするの?!


「俺には考えがあるの、任せて♪」

「・・・あ、はい。」

『先生に聞いておきますねぇ♪』

「よろしくー」


看護婦さんが出口へ向かうとき

目が合った。









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