禁断の恋
「翔・・・わたし」
「欲しいものがあるなら欲しくなるのは当たり前。手に入れたくなるのは当たり前。欲しいものから・・・目、逸らすなよ」
「欲しいもの・・・」
息をすることを止めてはいけない。
泣くことを止めてしまってはいけない・・・
「俺にイブくれるんでしょ?」
「え、ええ。もちろん・・・」
「俺もう1つ欲しいものがあるんだよね」
「何?」
「亜美の時間。全部欲しい」
「わ・・・わたしの時間?!」
「そ♪」
一気に顔が赤くなる亜美。
「そ・・・それって・・・」
「ん?」
プロポーズとでも思ったのか?
こんなプロポーズするわけねぇだろ・・・
もっとちゃんとした
綺麗なステージで
プロポーズはするものだろ?
お姫様のお手をとって
王子様は膝をつき
お手を取る。
「ま。お楽しみはイブね♪」
ってか結局
告白
の返事は・・・??