禁断の恋
「どこ行きたい?」
「え?!」
決めてくれてたんじゃないの?!
「嘘嘘、ちゃんと決まってるから」
「な~んだぁ・・・」
「ちゃんと紹介したいんだ。亜美を。俺の女として、彼女として。」
真っ直ぐ放たれた言葉。
嬉しかった。
すごく。
「仲間全員集めた。全員・・・男だけど・・・」
女の子いないの?
「女とは手切った。俺には亜美がいればそれでいいから」
「そっかっ。」
「ごめんな、男ばっかで」
「ううん、全然。大丈夫だよ!!」
「あ、ついたついた」
なんだろう・・・
ここ。
何かのバーかな??
でも未成年だよ?
「大丈夫、俺等酒は今日飲まないから」
「・・・今日は??」
「・・・」
無言になってしまった翔。
「今日は?なの?いつも・・・じゃないの?」
「ごめんって~見逃して!!」
「未成年だから駄目でしょー!!バカ翔!」
「んだとぉーー!!」