禁断の恋
お店の前で
じゃれ合っていると
『お~い、声丸聞こえ・・・』
「お!よぉ!!」
『店前でイチャついてんじゃねー!!自慢かよ!!』
「わり、中入るわ。ほら。亜美も。」
「お邪魔・・・します」
『店だよ?家じゃないんだから~』
ピアス・・・金髪・・・茶髪・・・
眉・・・無し?!?!
剃りこみ・・・
こ、これって・・・
いわゆる・・・
「ヤ・・・ヤンキーさん??」
「怖い?俺等」
「いや、あのぉ~・・・」
初めてこんな大人数の
ヤンキー?
みたから・・・
ちょっと・・・ね??
「大丈夫、コイツ等中身だけはいいやつばっかりだからさ」
『だけってなんだよ、だけって~っ』
「ふふっ・・・翔のお友達、皆いい人だって知ってるよ。」
雑誌を教えてくれた人たちもいた。
ほんとはいい人たちなのに。
外見だけで決めちゃうなんて
不公平すぎるよ。
「じゃ、改めて。紹介!」
「きゃっ」
いきなり翔に
肩を抱かれる。
「俺の女。天道亜美。指1本触れてみろ、ぶっ殺す♪」