禁断の恋
『その笑顔怖いし~~』
「つか変な目で見んな!!」
『見るのも駄目なわけ~??ケチィ~』
『しっかし、そこらへんの女優よか可愛いし、綺麗じゃんか。』
「い、いえ・・・そんなことは・・・」
大勢の目に見られて
緊張を覚えてしまったわたし。
『ま、翔もそこらへんの俳優よか、かっこいいしな。』
『2人似合ってんだからいいんじゃね?』
「おいおい、そこらへんにしとけって、亜美怖がってんじゃん」
「え、別にそんなことないもん!!」
頬を膨らませて
翔の腕を掴むと
「上目遣いー!エロい!!」
「ええっ」
いつもの翔じゃないような
テンションの翔。
やっぱり病院とは
違うよね。
楽しい友達だっているし。
『だからイチャつくなー!』
『なぁ、翔!!ダーツで勝負!!!』
「お前等弱いから相手になんねぇっつーの、」
「翔強いの??」
「まぁな♪コイツ等・・・この雑魚ども全員に勝ったし♪」
ざ・・・雑魚どもって・・・
『今日の俺はつぇよ!!』
「へぇ~なら、やる?」
『おう!!』
「わり、ちょっとやってくるなっ」
「うん、いってらっしゃい♪」
翔は腕まくりをして
ダーツの前に立った。