禁断の恋
「亜美のお母様ですか??」
「そ。お母様・・・お母様?!」
「いずれはそー呼ぶのーっ。ってか呼てぇ~」
結婚したらってこと??
「いつ会いに行く??」
「どーしよぉ・・・わたしはいつでもいいけど・・・」
「じゃぁ、土曜日辺りに行くか」
「そーね。そーしましょ」
「やべ、今から緊張してきたー」
「翔なら大丈夫。」
ママとパパならきっと分かってくれる。
翔のこと。
わたしの気持ち。
分かってくれる。
優輝とのことだって
ちゃんと話したとき
分かってくれたもの。
大丈夫。
大丈夫よ。きっと・・・
「あ、髪の毛。金混じってるから全部黒に染めねぇとなぁ・・・」
「えー、わたしは今の翔がかっこいいと思ったんだけどなぁ・・・」
ちょっと金髪が混じってる翔の髪の毛。
個人的にはドストライクで好きなんだけどなぁ・・・
「あいさつって重要だぞ?んなチャラチャラで行ったらだめんなるわ」
「そっかぁ・・・ざんねーん」
「でもありがとな」
頭をナデナデされる。
「しょ・・・翔っ」
「顔真っ赤。いい加減慣れろって」
「こんなの慣れるもんじゃないよぉ」
「へぇ・・・じゃぁコレも??」
「へ?・・・んっ・・・」
キスを落としてくる翔。