禁断の恋
「やべ・・・」
「翔が・・・泣いてるっ」
「うっせぇっ・・・」
「翔君、亜美。夕食ができるまで、部屋で休むといいよ」
「ありがとう、パパ。」
「ありがとうございます」
「行こう。翔」
「あぁ・・・」
後ろからボソリと聞こえたパパの声。
「亜美を幸せにできそうな青年だなぁ。亜美が惚れた理由が分かったよ」
「翔君、ほんとかっこいいわねぇ」
パパ、ありがとう。
パパもママも大好きだよ。
「ふぇ・・・っ」
「泣くなよー泣き虫亜美ぃ」
「翔だって・・・泣いてるくせにぃ~~」
「っるせぇっ~」
「きゃぁっ」
ベッドに押し倒される。
「・・・バカ亜美。」
翔の髪の毛を触って
「綺麗。黒でもかっこいいよ。」
「亜美も黒に染めて」
「え、」
「お揃いにしよっか。指輪と一緒でさ。」
それと同時にハメられた指輪。
「・・・ふ・・・ふぇ・・・しょ、翔ぉぉっ~」
「よしよし。」
翔に抱きしめられて
涙は倍に・・・