禁断の恋
司SIDE
司SIDE
今何っつった??
『優輝とも別れる。でも司ともバイバイする』
何・・・言ってんだ??
「この答えしかないの。どっちにしろ司と一緒にはいれない。」
どっちにしろ??
なんだよそれ・・・
あの時の脅しのことか??
そんなこと忘れて俺のところ来いよ・・・
「わたしは1人になったほうがいいんだわ・・・わたしが消えればいいのよね、そうすればわたし達3人は揺れることなんて無いんだわ」
弱弱しい笑顔を見せて
作り笑顔を見せて
姉貴は俺を突っ放した。
「そうね・・・別々に生活すれば司は知らなくて済むもんね」
知らなくて済む??
何言ってんだよ・・・
「わたしから消えるって言ったんだものね、わたしから出て行くわ」
1人を話を進めて
1人で涙を流し、
1人で解釈をし始める姉貴。
「何言ってんだ?」
「わたしはただっ・・・」
「姉貴がいないと俺駄目なんだよ・・・姉貴の笑顔が傍にないと落ち着けないんだよっ・・・」
「司っ・・・」
「優輝のことなんて気にするな、俺が姉貴を守る、ずっと守るから。」
全部全部全部俺が守る。
姉貴の心も体も全部守る。