禁断の恋
「そっか・・・ならいいや。ごめんな」
「え?」
突然冷たく言い放つ司の言葉を
聞いた瞬間
心が凍った。
「亜美は学校行ってこいよ、気をつけてな」
「司・・・??」
「じゃ俺寝なおすわ」
「えっ・・・ちょっと・・・」
どうしよう・・・
司怒ってる??
で、でもっ
サボるのはよくないよ!!
で、でも・・・
「あぁ~っ・・・ねみぃ・・・」
そう言いながら階段を一段一段上がり
わたしから離れていく。
・・・行かないで!
わたしを一人にしないで!!