禁断の恋
「姫香ちゃんのあだ名はこれからひーちゃん!!」
「なんか照れる・・・よね・・・」
なんだコイツら・・・
「くだらんっ・・・なぁ司?」
「あぁ」
異様に今日は遊と気が合う。
なんか変な一日になりそうだ・・・
「あ、ちょっとごめん」
亜美が携帯を見て
焦り始めた。
「亜美ちゃん・・・」
「ごめん、ちょっとっ・・・」
亜美の手が微かに震えて見えたのは
俺だけ??
「亜美・・・どうしたんだ・・・」
「まぁまぁ、いろいろあるんだよ、女の子はっ」
遊が何か知ってそうな
そんな雰囲気を醸し出す。
「お前何か知ってるんだろ??」
「何を??」
「亜美最近おかしんだよ・・・今日の朝、起こす時冗談半分で上に乗っかって起こしたら、いきなりさ、いや!!!って叫びだして、来ないで!!!って叫んでさ・・・」
「朝にそんなことされたからびっくりしたんじゃねぇの??」
「怖い夢でも見たか??って言ったら、うん、ちょっと・・・って言ってさ・・・」
いつもの亜美と全然違った。
目が震えて、怯えていた。
「遊。」
「ぁ??」
「なんか知ってたら教えて欲しい。亜美の力になりたいからさ」
「・・・お前等2人なら乗り越えられると俺は思ってる。」
「は??」