禁断の恋
優輝と何があった??
何をされたんだ??
「くっ・・・」
分かんねぇ。
亜美を守れなかった自分が
情けなくて哀れで
涙が出た。
「司・・・」
「わりっ・・・マジで・・・わりぃ・・・」
「泣けよ、今じゃねぇと泣けねぇぞ・・・」
遊が俺の背中を擦る。
こいつと
親友で
ダチで
よかった。
「俺・・・今いいやつじゃね??」
「・・・バカか・・・あ~ぁ、今お前とダチでよかったって言おうとしたのに」
「言おうとしたのにってもう言ってんじゃんっ」
「あ。」
「・・・バカか・・・」
「パクんじゃねぇし」
2人で笑い合って
いろんな話をした。
そのうちに
自然と涙は引いていった。
「やっぱりさ、司は亜美たんの隣にいなきゃ駄目でしょ」
「今気まずいだけだし」
「んな弱音吐いてんじゃねーっ、いつも通りでいいんだよ」
「いつも通り・・・」
「変な気使うから、ぎこちなくなんだろ??」