私の愛した先生。【完】





「できないよ~でもその前に好きな人つくらなきゃ…」




本当はもういるけど一応好きな人いないことになっている私はそう答えた。


あぁ~普通の恋がしたい。


こういうときにそう思ってしまう自分が


私は大っきらいだった。




「やっぱりそういう問題だよね~」


「彩はいないの?」


「う~ん…いないなぁ」


「クリスマスはおとなしく家族と過ごします。てか学校だしね」


「そうだねっ」




クリスマスは先生にプレゼント渡してちょっとでも話せたらいいや…


私はこの時そう思った。





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