私の愛した先生。【完】






ガラッ




それからしばらくしてドアの開く音が聞こえ


そのまま足音は私のベットのほうへ近づいてきた。


私は顔を出して待つのも恥ずかしいし


とりあえず潜ったまま様子をうかがうことにした。





『明…?』




ふいに名前を呼ばれドキッとする。


別に名前を呼ばれたくらいでドキドキすることはないんだろうけど


この声の主があの人だったら話は別だ。




『まだ寝てるのか…?』




再び聞こえてくる愛しい人の声にドキッとする。


そのせいで私の顔をは赤くなり声を発しようにも


うまく言葉が出ないでい。






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