私の愛した先生。【完】






「どうした?1人で百面相してたぞ」


「えっ?!あっいやその…」




1人で百面相って…


恥ずかしい///




私が顔を赤くしていると




「今度は顔を赤くして…どうした?」


「赤くないです!!ただ…倒れる前に聞いた声は先生だったんだって思っただけです…」




私は下を向き少し小声でそうしゃべった。


先生はそんな私を見てなぜか笑うと




「おもしろいやつ…俺に名前呼ばれただけで顔を赤くするのか?」




私にとって衝撃的な言葉を口にした。


え?!


先生がやっぱり名前呼んだの?


てか…


やっぱり顔赤くしたのばれてるじゃん!!



私は嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じり


なんとも言いようのない気持ちで胸がいっぱいだった。





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