私の愛した先生。【完】





「きっとおばあちゃんだから耳が遠いんだな」




先生はそう言って笑う。


私は苦笑いを浮かべ




「そんなそんな…私も耳悪いですから」




フォローになっていないけど一応大嶋先生をフォローする。


もともと人の悪口とか言うの好きじゃないし慣れていないから…


先生はそんな私の言葉を聞いて




『明は本当に優しいな…』




そう言ってくれた。


そのときの表情がすごく優しくて私のドキドキは収まらない。


やばい…


ニヤケそう…





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