私の愛した先生。【完】
先生の誕生日






次の日美術の授業があって先生は私に昨日しゃべっていたことをみんなに話していて


私は先に知れたんだと思うとなんだかにやけてしまった。


誰かに見られたんじゃないかと思ったけど誰にも気づかれていない様子。




よかった…




そして私は授業に集中する。


先生の顔を見ていれば少しは目が合うんじゃないかと思って


ずっと私は先生の顔を見て話を聞いていた。



授業中は質問くらいであんまり話はしない。


まぁ当たり前の話なんだけど


どこか物足りない。



私は先生にみてもらいたくて


一生懸命作品を作り家でもやって一番最初に作品を完成させたいと思った。


実際に前の作品も一番最初に終わらせたから。


それに一番最初に終わらせると


最後の過程は個人的に教えてくれるから先生と話せるチャンスになると思った。



まぁセコイという人もいると思うけど


先生に恋する前から私は負けず嫌いだからこういうのは一番最初に終わらせる人だった。





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