私の愛した先生。【完】






「えっそこで照れるのか?」




先生…


勘が鋭すぎます。


私は先生のほうを見て




「照れてませんし…」




呟くようにそう言った。


先生はまた笑う。


そして次の瞬間




「もう可愛いやつだな~」




私は先生にギュッと抱きしめられた。




「っ?!…///」




私は意味がわからずただ顔を赤くしてじっとしているだけ。


先生…


どうして先生は私を抱きしめてるの?


どうして?


嬉しい半面その行動が私を何倍も傷つける。


私は気づくと泣いていた。





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