私の愛した先生。【完】





「はぁ…」




帰り道、涙は止まったが溜息が止まらない。




「帰って寝ようかな…」




私はお昼から一気に下がったテンションをさらに下げ家に帰った。


自分の部屋にいくとベットに向かってダイビング。




ボスッ




顔をおもいっきり枕にうずめる。




「複雑すぎる・・・」




さっきのことを考えれば考えるほどなんだか悲しい気持ちになった。


抱きしめられたのは脈があるってこと…


どうしてもそうは思えなくて悪いほうに考えてしまう。


なによりも先生に謝られたのがショックで


私の心はもうボロボロだった。








< 154 / 345 >

この作品をシェア

pagetop