私の愛した先生。【完】





「以後気をつけます」


「あっでも私にならいくらでもしてくれてかまいませんよ?」


「言ってることが矛盾してないか?」


「私なら勘違いしませんから!」


「それはそれでなんかむかつくな…」




先生はそう言いながらも顔を笑っていた。




「先生、笑ってます」


「ほんとだ」


「私が泣いたかいがありますね」


「そうだな」


「お礼くださいね」




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