私の愛した先生。【完】
『明の笑顔って素敵だよな…』
「へっ…?」
先生の言葉に私は耳を疑った。
私の笑顔が素敵?
えっとこれは空耳でしょうか?
教えてください神様。
でもそれは空耳ではなく現実のものだったようで
「だーから、明の笑顔は素敵だなって言ってんの」
「えっ、なんですか急に?そっそんなことないですから」
私は必死に照れていることを隠そうとして
思いっきり否定する。
どうしよう…
うれしすぎて死んじゃいそう。