私の愛した先生。【完】





私がちょっと不機嫌な顔をすると先生は困った顔で




「悪かったよ」




そう言って私の頭をポンポン叩く。


あぁ~


だからこれがいけないんだよ…


そんなことされたらすぐに許しちゃう。




「べつに怒ってませんよ?ほら先生も早く食べて仕事に戻らないと」


「あっ?あぁそうだな…」




先生は仕事のことをまるで忘れていたかのような反応で


私は笑いそうになったけど必死に我慢した。



< 191 / 345 >

この作品をシェア

pagetop