私の愛した先生。【完】
「それじゃまた月曜日な」
「はいっ。今日はごちそうさまでした」
「悪いな片づけしてもらって」
「私の家ですもん、全然当たり前です(笑)」
「そっか。じゃあな!」
「さようなら」
先生はお昼を食べ終えたあとすぐに学校へと戻る。
私はあっという間すぎて先生がお昼を作ってくれたことが夢なんじゃないかと思うくらいだった。
なんとなくほっぺをつねってみる。
「いひゃい…」
ほっぺはちゃんと痛みを感じたようで
すこしジンジンした。