私の愛した先生。【完】





先生はいつものようにニコッと笑うと


喜んで書くものを貸してくれた。


最初私のあげたペンを貸してくれようとした時はショックだったけど


結局シャーペンを貸してくれた。




「明日使いますね」


「えっ明日はえんぴつだろ~」




とか言われても気にしない。


何が何でもこのシャーペンでかくもんね。




「じゃあ月曜日に返しますね」


「おうっ。頑張れよ」


「ありがとうございます」




そして私はそのまま帰る準備をして家へ帰っていった。





< 212 / 345 >

この作品をシェア

pagetop