私の愛した先生。【完】
「あっありがとうございます。」
「素直でよろしい。そんじゃプレゼントありがとな」
と言って私の頭をポンっと叩く。
その瞬間ボッとあたしの顔が赤くなる。
「夢じゃないよね?今…頭ポンってされた??」
実はポンポンされたい願望ありまくりだった私は
まさかの実現に興奮が収まらない。
あんなに褒めてからポンとか…
「反則だよ…」
もしかしたら先生も私を好きなんじゃないかって勘違いしちゃうよ?
てか先生に彼女いなかったら完璧に勘違いしちゃうって…
でも実際先生が私を好きになるなんてありえないと
意外と現実主義な私は興奮をなんとか抑え教室へと戻った。