私の愛した先生。【完】





『ならよかった…』


「はい(笑)」


『明…?』


「はい?」


『今何してる?』


「えっ…先生と電話です」




なんだろうこの質問。


まるで恋人…いや友達みたいだ。




『そりゃあそうだな(笑)変なこと聞いて悪い』


「いやいや!先生はなにしてるんですか?」


『えっ、明と電話?』


「ですよね~。これでおあいこです」




私は笑いながらそう言った。


先生と電話できるだけで心が体が喜んでいる。




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