私の愛した先生。【完】




しかも次の瞬間とんでもない言葉を先生は口にした。




『今から会えないか?』




まるで恋人のようなセリフに私の胸のドキドキは高まるばかり。


どうしよう…


嬉しすぎて涙が出そうだよ…




『会えないならいいんだけど…』


「会えます!会えます!!ぜひ、会わせてください!」




私は興奮しすぎて会えるを連呼してしまう。


先生は電話越しにフフッと笑うと




『親は大丈夫か?』


「大丈夫です!何かてきとうな理由言っておきますから」


『悪い子だな』


「いいんです!」




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