私の愛した先生。【完】





そして先生は何も言わない。


その静かさが私にはとても怖かった。




「何かしゃべってくださいよ…」


「先生…」


「せっ「黙れ…」




静かな怒りの声が車内に響く。


あぁ…


怒らせちゃったんだ。


そりゃそうだよね。


迷惑だもんね。


私何やってるんだろ…


後悔しても始まらないのに。




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