私の愛した先生。【完】





ガサッ




うん?


今物音が聞こえた気がする。


あれ私何してたんだっけ…


そうだ…具合が悪くて寝てたんだっけ。




そう思い目をゆっくりと開けた。


ちょうど授業が終ったらしく廊下が騒がしい。




「あっ細田さん起きた?」


「あっはい」


「じゃあ熱測って」


「どうも」




そう言って体温計を受け取る。




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