私の愛した先生。【完】





すると先生は急に真剣な顔をして




「久しぶりに笑った顔を見たよ…」




そう言った。


私は恥ずかしくなり顔を下に向ける。


久しぶりに先生にすごくドキドキしているのがわかる。


額に触れられた時もそう。


やっぱり先生が…




「明…?」




そう思ったときに先生に名前を呼ばれハッとする。


早く食べないと時間なくなっちゃうね。




「なんでもないです。食べましょう?」


「あっあぁ…」


「いただきます」


「うん、いただきます」




そう言って私たちは給食を食べ始める。




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