私の愛した先生。【完】
周りに似合うと言われ悪い気はしなかった。
あと気になるのは肌の色だけど
もう中学生肌の色なんて人それぞれだし
私の色は日焼けだと思っている人が多かったから
気にする人は少なかった。
ならどうして私は人を信じられないのだろう?
それは私がよく思うことだった。
徐々に本音を言えるようにはなったけど
どこかまだ心から本音が言えない。
きっとそれは本音を言ってまた
嫌われることが怖かったんだろう。