私の愛した先生。【完】





私は掃除用具入れの中からほうきを取り出し


隅々まではいていく。


意外と綺麗好きな私は掃除は嫌いではなかった。




「ありがとね」


「へっ?」


「手伝ってくれて」


「いえいえ」




先生のありがとうになぜか涙が出そうになる。


あぁ…


なんでだろう?





< 324 / 345 >

この作品をシェア

pagetop